びわこジャズ東近江とは
びわこジャズ東近江は、滋賀県東近江市で毎年春に開催している、ストリート音楽イベントです。
ジャズを中心に様々なジャンルの音楽をお楽しみいただけます。
普段の街並みがステージです♪
駅前から市役所へ向かう並木道(駅前グリーンロード)を中心に、ビルの入口や商店の軒先、公園、広場などがその日だけのステージとなります。
すべてが手作り。市民みんなで作っています♪
音楽を演奏するのが大好きな人、音楽を聴くのが大好きな人などに支えられ、学生を含む一般市民のボランティアだけで運営しています。昔からのお祭りがそうであったように、すべてが手作りです。
みんなの笑顔に支えられて行われています♪
当日は 200 名以上のボランティアの方々に支えていただいています。
自分達の街のために笑顔で取り組める。素敵な街に誇りを持って、多くのお客様をおもてなしします。
理念
地域とともに、地域の良さを活かして私達のふるさと、東近江を素敵な音楽でいっぱいの楽しく住みよい街にしていきたい
音楽という文化には国境や世代を越えることのできる平和の象徴ともいえる力があります。
また各地で盛り上がりを見せている街かどを使った音楽イベント… その感動は老若男女を問わない誰もが自然に参加できるすばらしいものです。
駅前のスペースや各商店街のまちかど、公園や各施設にご協力をいただき、街全体をステージに見立て、いつもの街をぶらりと歩く。 …案外見当たらなかったものがふと顔を見せてくれたりするものです…
古きよき音楽と、新しい可能性に満たされた音楽との融合があり、春の風を感じて街全体がいきいきと変わっていく…そんな街づくりをしていきたいと思います。
びわ湖ジャズ東近江の歩み
びわこジャズ東近江は、2009年に「びわこジャズフェスティバル in 東近江」として始まりました。
第1回 2009年 4月5日(日)
記念すべき第1回。地元経済団体の記念事業として、1年以上の準備期間を経て緊張の中はじめてのジャズフェスが開催されました。
暖かい日差しの中ほんとうに多くの方々に支えられ、小さなハプニングもありましたが成功裏に終えることができました。近江鉄道JAZZトレインを実現することができ、喜ばれました。15ステージに100組のバンド、15,000人の来場者が集いました。
第2回 2010年 4月18日(日)
ステージ数を大幅にふやし、出演バンドの受け入れ能力を向上させることに挑戦しました。
またメイン会場、サブ会場でのフリマ、地元企業紹介ブース、BJリーグ・レイクスブースなど多彩なイベントの拡充、八日市駅前の歩行者天国も実現することができました。25ステージに、150組のバンド、18,000人のご来場をいただきました。
第3回 2011年 4月24日(日)
この年の3月に東日本大震災が発生。開催についてずいぶん話し合いました。こんな時だからこそより一層盛り上げよう!とプロの超一流ミュージシャン(渡辺香津美さん他)を招き、前夜祭を開催することにも挑戦しました。震災への寄付も募り、たくさんのお志が集まりました。
当日は途中何度かの大雨に逢いましたが多くの方々の暖かいご協力により、最後までやりきることができました。第2回同様25ステージに、150組のバンド、20,000人のご来場をいただきました。
第4回より2日間開催へ。
第4回 2012年 4月14日(土)・15日(日)
先輩の他府県のJAZZフェスに倣って、夢の2日間開催に初挑戦しました。
運営側は体力の限界を超える大変さでしたが、これまで以上に多くの方に、食事をしたり宿泊していただけたりで、東近江の街を十分に楽しんでいただけたのではないかと思います。2日間でのべ35ステージに、160組のバンド、34,000人のご来場をいただきました。
第5回 2013年 4月20日(土)・21日(日)
前回同様2日間開催を実現しました。今回から未来を担う若者たちの音楽のレベル向上をめざして10代メンバーのバンドコンテスト「ティーンズバトル」を開催しました。
どちらかと言うと“大人の音楽フェス”のイメージのあったジャズフェスに高校生をはじめとした多くの10代バンドの参加があり盛り上がりました。2日間でのべ35ステージに、160組のバンド、35,000人のご来場をいただきました。
第7回 2015年 4月18日(土)・19日(日)
メイン会場である市役所の増築により、会場が大幅に縮小しないよう、市役所前公道を新たにホコテンにしていただき、盛大に開催することができました。
またこれまで事前公開が十分でなかった会場案内図、ステージプログラムなどをウェブサイトに掲載し、来場者の皆さんに喜ばれました。二日間でのべ35ステージに、180組のバンド、38,000人のご来場をいただきました。
「びわこジャズ東近江」に改称し、現在へ。
第8回 2016年4月23日(土)・24日(日)
名称を現在の「びわこジャズ東近江」に改め、新たなスタートとなりました。
市制10周年イベントとの共催や、プロミュージシャンの指導で県内高校生がステージを作り上げる「夢のビッグバンドプロジェクト」など新たな試みも行われました。
開催直前に発生した熊本地震への募金箱も設置し、来場者の皆様のたくさんの善意を集めることができました。
2日間でのべ40ステージ、200組のバンド、約35,000人のご来場をいただきました。
第9回 2017年4月22日(土)・23日(日)
「Share(共有)」を合い言葉に、音楽を通じた世代間の交流をテーマにした第9回。来る第10回を前に、特に若い世代に新しい音楽や文化とふれあう機会となるべく、歩行者天国を使った「ストリートチャレンジ」など、これまでに無かった実験的な企画に挑戦しました。
エリアにできた新たな店舗での特設ステージや、ナイトステージも拡充し、昼だけではなく、夜の時間のにぎわいをも作り出すことができました。2日間でのべ50ステージ、230組のバンド、約38,000人のご来場となりました。
第10回 2018年 4月29日(日)・30日(月)
記念すべき第10回は、「Arrival & Departure」をテーマに、これまで10年もの間、当イベントを作り上げていただいた皆様への感謝と、これからのびわこジャズ東近江と東近江市の10年を考える回としました。
世界的なジャズイベントの「International Jazz Day」にあわせて開催日をゴールデンウィークに設定し、2日間でのべ50ステージ、240組のバンド、ボランティアは650名、約40,000人にご来場いただきました。
第11回 2019年4月28日(日)・28日(月)
平成最後のびわこジャズ東近江。“Hang Out”をテーマに、1日目は新たな企画として本町通りで「パンフェスティバル」を開催、2日目はテレビ番組の連動企画など、記念の第10回を数えた前回に続く新たな一歩を踏み出すこととなりました。
最後のグランドフィナーレのみ雨天により中止となりましたが、2日間でのべ約220組の出演者、約500人のボランティアスタッフの皆様のご協力により、約30,000人の来場者となりました。
第12回 2020年4月25日(土)・26日(日)→中止
第13回 2021年6月5日(土)・6日(日)→9月19日(日)・20日(月)に延期→中止
新型コロナウイルスが発生。両年とも最後まで開催できる方法を模索するも、苦渋の中止判断となりました。
第14回 2022年9月24日(土)・25日(日)
新型コロナウイルスによる2回の中止を経た第14回。
テーマを「再発見」とし、万全の感染対策で、例年と変わらない開催規模を目指して、開催時期もコロナの波を見据えて初の秋開催としました。
ジャズトレインも復活し、2日間ののべで、ステージ数39、約200組の出演者、ボランティア参加者約300名、約35,000名にご来場いただきました。
第15回 2023年4月29日(土)・30日(日)
15周年を迎え、新型コロナウイルスによる中止から明けた前回を経て、名実ともに通常の生活に戻る思いを込めて、例年通りの春開催としました。
周年での「とび太くん」コラボや、地元団体との連携などを推し進め、運営体制の強化を図る試みなども行いました。多少の雨にも見舞われましたが、2日間のべで、ステージ数42、約200組の出演者、ボランティア参加者約550名、約35,000人にご来場いただきました。
第16回 2024年4月27日(土)・28日(日)
第16回のテーマは”Joy Spring”とし、東近江の春の街歩きをお楽しみいただきました。今回の新たな試みとしてはオープンマイクステージ、アイドルステージのほか、地域商工会と連携し「女性のための創業塾チャレンジショップ」を開催。
初日は雨に見舞われつつも2日間のべで、ステージ数約48、約240組の出演者、ボランティア参加者約500名、約36,000人にご来場いただきました。